【乾癬治療】生物学的製剤の種類は?薬価は?

生物学的製剤種類まとめ_作用、薬価 乾癬
男児の母
男児の母

こんにちは、男児の母(@chi31123306)です。

生物学的製剤を使用して寛解しました!という話はよく聞きますが、「生物学的製剤」については私もよく知らないので調べてまとめました。

乾癬の適応や薬価もご覧ください。

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生物学的製剤とは

生物学的製剤は2010年から乾癬の治療薬として使用されています。

外用薬・内服薬などの治療で効果がみられなかった方が生物学的製剤の治療を行います。

現在日本では、10種類の生物学的製剤が使用でき、それぞれ投与方法・投与間隔・治療費が異なります。

生物学的製剤を使用する前に

誰もが「生物学的製剤で治療したい!」と言ってすぐにできるものではなく、以下のような患者さんしか使用できません。

・外用療法、光線療法、内服療法で改善しない方
・乾癬性関節炎で痛みが激しい方
・乾癬性紅皮症や膿疱性乾癬等の重症な方

 

また、生物学的製剤による治療を行う前に様々な検査を行います。

【検査内容】

・血液検査

・尿検査

・ウイルス検査(B型肝炎、C型肝炎など)

・胸部画像検査(X線撮影、CT撮影)

・結核検査 など

生物学的製剤の種類

2020年10月現在、日本で使用できる生物学的製剤は10種類です。

以下の表では作用機序、投与方法、自己注射、投与間隔をまとめました。

生物学的製剤の種類

なお、表にある投与間隔は維持投与中の間隔を示しています。

最近では「イルミア」が最新で製造販売承認を取得された生物学的製剤となります。(2020年6月)

気になるのは自分に合う薬かどうかです。

事項ではそれぞれの乾癬の適応についてまとめています。

生物学的製剤の乾癬の適応

10種の生物学的製剤の乾癬への適応は以下になります。

尋常性乾癬は全ての生物学的製剤で効果が出ています。

しかし、それ以外の乾癬では適応しない薬剤もあります。

副作用などで使用できなくなった生物学的製剤には戻れないときもあるため、慎重な薬剤選びが必要です。

 

次項では皆さんが気になる薬価についてまとめました。

生物学的製剤の薬価

各生物学的製剤の薬価は以下の通りです。(2020年10月9日時点)

生物学的製剤_薬価

こう見ると、1本がほんとに高いです。

しかし即効性があり、長期の寛解を維持することができます。(個人差あり)

高額医療制度をうまく使って治療をしていきましょう。

高額医療制度

高額な医療費を支払った時は、高額医療制度をつかうと払い戻しが受けられます。

同一月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、自己負担限度額を超えた分が払い戻される制度です。

高額医療制度に関しては以下のリンクをご参照ください。

リンク 全国健康保険協会

生物学的製剤の副作用は?

主な副作用は以下です。

  1. アレルギー症状
    じんましん、咳、皮膚の赤み、動悸など
  2. 結核、肺炎などの感染症
    発熱、咳、息苦しさなど
  3. 腹痛、下痢など
  4. 筋肉痛、関節痛など
  5. 間質性肺炎
    細菌が原因でなく、薬の影響で発症する肺炎
  6. 肝機能障害、血液障害など
  7. アナフィラキシーショック

そのほか使用する薬剤によって様々な副作用があります。

即効性がある代わりに感染症などのリスクは高いので「副作用かな?」と思った場合はすぐに主治医に連絡してください。

生物学的製剤はどこの病院でも使用できるの?

また、生物学的製剤の治療は、日本皮膚科学会で定められた医療機関でのみ治療が可能です。

以下のリンクでは乾癬に対する生物学的製剤が使用できる施設の一覧が見られますのでご参考ください。

リンク 生物学的製剤承認施設

 

 定期的な検査、副作用に迅速に対応できる施設で、他科(呼吸器内科、放射線専門医、感染症専門医)などと連携した対応ができる施設で使用可能。

まとめ

乾癬患者にとって、生物学的製剤は寛解への近道と思われるかもしれません。

生物学的製剤は即効性がある分、副作用のリスクも高いです。

高額医療制度があるからと言っても決して安くはない治療費です。

 

生物学的製剤を使用すると長く寛解を保てる人もいる一方、「この薬剤が使用できなくなったら次はどの生物学的製剤を使用するのだろうか」と不安な方もいます。

様々な意見もありますが、乾癬治療には自分の目標とする体の状態を明確にし、治療に前向きである必要があります。

まずは主治医との信頼関係を築き、なんでも話せるようになるとよりよい治療ができるかと思います。

 

正しい知識と正しい治療で寛解を目指しましょう!

 

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男児の母
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
このブログでは「乾癬だから」でなく「乾癬でも」という気持ちになれるような発信をしていきます。

参考 日本皮膚科学会雑誌、新薬情報オンライン、全国健康保険協会

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